エンディングノートはいつ書くもの? 38歳で記入・今も更新中

昨日はライフオーガナイザー仲間との活動である

「ちょうどよい暮らしの会」略して「ちょっくら」

で定期的に開催しております座談会でした。

1月25日(水)座談会テーマ「新生活」@武蔵小杉

昨日のテーマは「新生活」ですが、座談会の最後にエンディングノートについて質問を受けました。

 

ちょうど昨日は三女の誕生日。

三女、1歳になりました。

三女のはじめての誕生日という節目、家族の節目となる時にエンディングノートを見返すようにしています。

 

今日は、私の使っているもの、使い方についてご紹介致します。

 

■エンディングノートとは?

「エンディングノートとは?」でネット検索してみると・・・。

・万一の時の備え

・元気なうちに

・高齢者が人生の終末期に

・死に備える

などの言葉が出てきます。

こんな言葉が並んでいて、書く気になりますか????

生前整理の講座の際「書いていますか?」と伺うと、

多くの方が「持っているけど書いていない」「書かなきゃと思っているけど、書いていない」とおっしゃいます。

死に向かうというイメージが、書きだしにくい高いハードルとなっているのではないでしょうか?

 

■いつ書くもの?

本当に高齢者となってから書くものなのでしょうか?

私は、38歳の時に書きました。

書こうと思ったきっかけは母の死。

私が30歳の時に母に癌が見つかりました。

亡くなったのは、私が34歳の時でした。

母は再婚しておりましたので喪主はご主人でしたし、私には弟もおりますが、こういった時に

「男はくその役にも立たない!!」

ご主人はひどく落ち込み、弟は他人事のようでして・・(^^;)

葬儀社とのやりとりや、親戚や母の友人への連絡、その後のご挨拶や振込等の手続きは、ほぼ私がやりました。

私には3歳と1歳の娘がいましたし、フルタイムで仕事もしていました。

心身ともに疲れ切っていましたが、自分がやらなきゃという思いだけで乗り切りました。

それだけ頑張っても、

残ったのは「これで良かったのか?」という思いです。

葬儀について何も母と相談をしないできました。ずっと気にはなっていたものの聞けずにいたのです。もうすぐ死んでしまうかもしれない人に「死んだらどうする?」なんて聞けません。

だから、自分はしっかり書いておこうと思ったのです。

自分と同じ思いを家族にしてほしくないのです。

 

■書いてみて

自分の葬儀やお墓について、1つ1つ希望をハッキリ書いています。

おくる側としてはケチってはいけないと思ってしまうでしょうが、実際には葬儀やお墓にはお金も手間もかかります。私が要らないもののために、家族の負担になるのは避けたい。

ですから、「湯灌(ゆかん)は入院などで長くお風呂に入れていなければ希望するが、そうでなければ希望しない」とか、「棺は残らないから一番安いもので良い。」など希望やその理由を書いています。

他にも、介護状態となった時の対応、延命について、思い出の出来事、もしもの時に連絡して欲しい人も書きました。

■書いてみて・・・

気持ちが沈むか?といえば、効果としては逆。

もっと知っておきたいと思う事が出てきたり、友人にしばらく会っていないことに気づき会う約束をしたり、家族に今から伝えておこうと思ったりと前向きな変化がありました。

日頃から、自分の希望を伝えておくことは大切です。

死を間際にしてから伝えたら聞く方も辛い。でも、今ならフラットな状態で聞けるし、話合うことも出来ます。相手の希望を聞いて書きかえることもいくらでも出来ますしね。

 

■+アルファとして

私が使っているのは、ライフオーガナイザーになった頃からお世話になっている先輩宮本万里さんが作られたもの。自分らしい1冊となるように、ノートではなくファイル形式になっているので、増やしたり減らしたりすることが出来ます。だから、私は毎年届く、年金の通知や保険の契約確認書類、メンテナンス契約した書類なども一緒に綴っています。もしもとまでいかなくても、病気や事故で急に入院することはあり得ます。「この1冊があれば何とかなる!!」そんな1冊であって欲しいのです。

■見直してみて

今回久しぶりに見直しをしました。

思い出の欄にプロポーズのことを書いていました。以前は忘れることなんてないと思っていましたが、書いたことすら忘れていました・・・(^^;)

思い出すことが出来る環境って大事です(^^;)

長女・次女の生まれてきた時のことも書いていましたが、三女の生まれた時のことは書いていませんでした。

慌てて書き足します。

最近は思春期の長女・次女は扱いが難しい時があり、ついついキィーとなりますが、二人が生まれてくる時のことを思い出すと優しいお母さんになれそうです。

やっぱり思い出すことが出来る環境って大事です(^^;)

 

いかがでしたか?
死を目の前に書くのが最善でしょうか?

「書いてみよう」そう思って頂けたら、嬉しいです。

 

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