おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
本日は、
ランドセルや学用品など、
お子さんのモノの置き場所を
どうしたらいいか?
私が普段から
意識していることをご紹介します。
本人に聞いて作った収納ですか?
お子さんに、
「自分のことは自分で、できるようになってほしい。」
「自分で片づけてほしい」
これ、よくお伺いするお悩みです。
けれども、
実際にお家に伺うと、
お子さんのモノが、
お子さんには、
手の届きにくい高さや、
見えづらい場所に、、
置いてあることが多いです。
扉を開けて、
引出しを引き出して、
その中にはさらに仕切り。
そんなアクションの多い方法で、
収納されていることも少なくない。
お子さんのモノの置き場所なのに、
お子さんの意見を
聞いていないことが多いのです…。
小さいから分からない。
聞いたら面倒になりそう。
子どもに聞くという発想がなかった。
理由は色々だと思います。
でも、
使う本人に確認せずに作った収納で、
「子どもができない」と言うのは、
ちょっと酷だと思うのです。
片づけはトライ&エラーの繰り返し
お子さんが使いやすく、
「自分でできる」
にはどうすればいいのか?
お子さん本人に聞くのが、
1番早い
って話なんですよ。
使う人が、
実際にやってみて、
これなら「できる」なのか?
違う方法の方がいいのか?
考えながら進めていく方が、
間違いない!!
片づけは、
トライ&エラーの繰り返しです。
面倒だと思われるかもしれませんが、
親が手を貸す必要が
なくなってくるので、
将来的にラクになることが増える!
トライ&エラーの検証
トライ&エラーの繰り返しって、
実際にはどうやってやるの?
って思いますよね。
この春小学校に入学した三女の
ランドセルや学用品の置き場を、
決めていったときの様子を
ご紹介します。
うちの三女は、
ランドセルは帰宅後、
プリント等出すものを出し、
明日の準備が終わったら、
ランドセルはドンっと置くだけ。
この置き場所は、
ランドセルについてる輪をフックに引っ掛けるのがいいのか?
学校のロッカーのように、
ランドセルを横向きに引き出したり入れたりがいいのか?
ドンっと置くだけがいいのか?
思いつく方法を実際にやって見せ、
その中から本人が選んだ方法です。
この方法は三女に合っていたようで
今のところ継続できています。
けれども、
聞いてみて仮置きしたものも、
試してみると
「できない」もでてきます。
三女の通う小学校では、
胸に名札をつけて行きます。
表・裏が回転する名札で、
登下校時は裏側、
学校にいる間は表側にします。
この名札、
ランドセルの横に置いていましたが、
見える場所に置いていても、
たびたび忘れます。
朝食を食べる
着替えをする
歯磨きをする
体温を測る などなど、
朝やることは多い。
正直、忘れちゃうのも
分からないでもない( ̄▽ ̄;)
なので、
忘れるなと怒るよりも、
付けて行くのを忘れても
大丈夫な方法にした方が
建設的❤
ということで、
三女と相談して、
帰宅後に外した名札を
ランドセルにつけるようにしました。
これなら、
家を出るときに胸につけ忘れても、
学校に着いてから付けられる( ̄▽ ̄)
朝の忙しい時間に、
どうにかしようとするよりも、
帰宅後の余力がある時間の方が、
三女の負担も少なくて済む。
こうやって、
トライした内容について、
OKなのか?エラーなのか?を確認し、
エラーについては、
さらなる方法を考え
またトライする。
繰り返していく効果
「小さな子どもに、聞いても分からない」
と思われがちですが、
小さな頃から聞きながら、
トライ&エラーを繰り返してきたことで、
三女からもアイデアが出てくるようになりました。
名札同様に忘れてしまいがちな帽子。
ランドセルとセットに置いていましたが、
玄関の方がいいというので、
置き場所を変えてみました。
家を出るときに、
目につく方が忘れにくいようです。
もちろん、
三女からの提案が、
毎回成功するとは限りませんし、
斬新すぎて困ることもあります。
けれども、
自分で考えたり、
意識するようになっている証拠。
親が先回りするよりも、
本人の「できる」に
グッと近づいてると思うのです。
わが家の子育てのモットーは、
「勉強のできる子より、生活力のある子」
着々と生活力がついてきています( ̄▽ ̄)
本日の片づけ収納ドットコムにて、
ランドセル・学用品について書いた記事が、
掲載されています。
こちらでは収納の全体像も
ご紹介していますので、
宜しければ、ご覧ください(^▽^)/
ランドセル・学用品の最適な収納場所は小学1年生に聞いて決める! できそうな方法から試せばうまくいく