【IKEA横浜見学レポ】サステナビリティの今を知る!法人会員限定ストアツアー

IKEA横浜で開催された法人会員限定イベント
「イケアのサステナビリティ戦略を学ぶ ストア見学ツアー」に、
ライフオーガナイザー仲間と一緒に参加してきました。

学びを前にたっぷりランチを楽しんでいる図

普段は見られないバックヤード見学や、
環境に配慮した料理の試食を通じて、
イケアが目指す「ピープル&プラネットポジティブ」な
未来を体感してきました✨

日々の暮らしや片づけにも活かしたい気づきをお届けします。

1.イケアのサステナビリティ戦略とは?

イケアでは「経済・社会・環境」の三本柱で
持続可能な社会づくりに取り組んでいます。

SDGsへの貢献にも注力。

特に印象的だったのはIKEAが掲げるサステナビリティのビジョン
「ピープル&プラネットポジティブ」。
これは「人と地球にポジティブな影響を与える」ことを目指した考え方で、
以下の3つを柱にしています。

  • 健康でサステナブルな暮らし
     省エネや節水、食品ロス削減など、環境に優しい選択をしやすくする商品やサービスを提供
  • サーキュラー&クライメートポジティブ
     再生可能エネルギーの使用、製品のリユース・リサイクル推進、サプライチェーン全体でのCO2削減など
  • 公正性と平等性
     職場でのジェンダー平等やインクルーシブな文化の推進、地域社会との連携、労働者の権利保護など

イケアが単なる家具販売にとどまることなく、
より良い暮らしと地球環境を同時に目指す社会的プレイヤーで、
世界に展開する企業だからこそのビジョンなんだと感じたのでした。

2.ストアツアーで見たサステナブルの工夫

店舗内には「毎日をもっとサステナブルに過ごす5つの方法」として、

  • 省エネ
  • ゴミの削減
  • 繰り返し使う
  • 節水
  • 長く愛用する
    というテーマで商品展示があり、それぞれの工夫が実感できました。

LED電球や充電池への移行、
365+シリーズなど、日常に取り入れやすい工夫も豊富。

また、こちらのコーナーだけでなく、
子供向けの展示内にある海の生物のぬいぐるみは、
オーシャンバウンドプラスチック
(※海に流出する恐れのあるプラスチックを再利用)を使って作られてるのだそう。
見た目の可愛らしさだけでなく、素材へのこだわりがたまらない!!

木材については「FSC認証※」のものを使用。
※FSC認証:責任ある森林管理が行われていると認められた木材の証。

片づけを生業にしている者として、
片づけででた手放すものの”行先”まで、責任を持ちたいという思いがあります。
それには、出口だけでなく、入口から気をつけていく必要があるとも思っています。
環境に配慮されたものを選んでいくことは、
すぐにできるサステナブルなアクションですよね。

3.食から考えるサステナブル ― プラントベース試食会

ツアーの後半では、環境にやさしい食を体感できる試食会が開かれました。

提供されたのは次のようなメニュー:
プラントベースのミートボール
 植物由来の原材料で作られた代替肉。
 畜産と比較して環境負荷が小さく、気候変動対策にもつながる食材です。
ASC認証のサーモン
 ASC(Aquaculture Stewardship Council)認証は、
 持続可能で責任ある養殖業に対して与えられる認証。
 水質管理や労働環境にも配慮された水産物であることを示しています。
レインフォレスト・アライアンス認証のチョコレート
 森林保全、生物多様性、農業従事者の生活改善に配慮した農園で作られた製品に与えられる認証です。

実際に食べてみて、地球環境に配慮した食事が、
手軽に美味しく取り入れることができると感じました。

週に1回はお肉の代わりにプラントベースに置き換えるなど、
無理なく暮らしに取り入れていきたいなと思いました。
プラントベースのミートボール、美味しかった!!
同じテーブルの方から、プラントベースの唐揚げも美味しいと教えて頂いたので、
大好きな鶏もも肉もたまにはプラントベースに置き換えてみたいなと思います。

イケアでは2025年までにレストランメニューの50%以上をプラントベースに移行予定とのこと。
環境に優しい選択がますます広がりそうです(^^)

4.働き方・社会への関わり

イケアでは、男女比50/50の管理職体制や、パタニティ休暇制度、多様性を尊重した職場づくりを推進しているそうです。
今回のツアーのスタッフさんの中に、パタニティ休暇を取得したばかりの方がいらっしゃいました。
制度としてあるだけでなく、その制度がちゃんと利用されている。
古い体質残る企業に長くいたため、利用したい制度を利用できなかった経験があります。
制度があるだけじゃダメって強く思います。
まわりの理解、ちゃんと利用できる環境であることが大事。

5.「知識・意識・見識」を行動へとつなげるために

セミナーの冒頭で印象的だったのが、
「知識を得て、意識をして、見識ができて、行動ができる」という言葉。
まさに今回のツアーは、そのプロセスを実感する場でした。

片づけや収納用品選び、食材選びといった日々の選択の中でも、企業の取り組みに目を向けることが、より良い社会づくりへの一歩になると改めて感じました。

イケアのサステナビリティ戦略は、商品や食、働き方、未来に責任を持つことだなと感じました。
私自身も、ライフオーガナイザーとしても、暮らしの中でできるサステナブルな選択を意識していきたいです。
IKEA横浜の皆様、学び多い時間をありがとうございましたm(__)m

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