父の体調が気になりはじめて、
介護申請を進めることにしました。
初めてのことばかりで、
調べるのも手続きも一苦労…。
本当にこういう手続き関係キライ…( ̄▽ ̄;)
それでも、何とか進んでいるのは、
プロの方や友人達の助言のおかげです。
介護のプロが来てくれた!
父の家に介護用品レンタルの担当者さんが来てくれました。
事前に伝えていたお風呂用の介助グッズと、
父の様子や家の中を見ながら、
必要になりそうなもの使い方などを
とても丁寧に説明くださいました。
足りないものは、
翌日改めて届けてくれることになりました。
その日はケアプラザで相談に乗って下さった方も、
同時間に立ち寄って下さいました。
連携プレーがありがたすぎる!
お二人とも、私よりちょっと年上くらいの男性。
父の「大丈夫」「できる」という言葉もうまく受け止めながら、
「そういって転倒したでしょ」と横から遮る娘(私)の意向も汲み取ってくれる。
きっとよくあるシーンなんでしょうけど、
察して危険がないように、上手に軌道修正してくれるので、
とても助かりました。
自分じゃ気づけなかったことに、目からウロコ
動作や動線のことは、
仕事柄わかってるつもりだったんだけど…。
父の手の痺れが進んできたら、
ドアノブがうまく握れなくなるとか、
このドアノブは古い型で、
こうやって動かすと鍵がかかってしまう可能性があるとか、
ドアノブ1つとっても私には想像できない危険があって、
少し先のイメージができたことで、
対策を考えやすくなりました。
やっぱり現場を知るプロの視点は違う。
私もこんな風に仕事がしたい。
友だちのリアルな体験談が助けに
父親の介護を経験している友人たちからの助言も
とても助かりました。
介護申請なんて、まだまだ先と思っていた私。
というか、漠然とヘルパーさんが必要にならないと申請できないものぐらいに思っていました。
友人たちから、
「介助用品も安くレンタルできるようになる」
「申請が通るまで時間がかかるから、早く動きな」
「すぐ“大丈夫”って言うから、面談にはみーがいかなきゃダメ。しっかり状況を伝えるんだよ」
などなど。
もちろんネット検索もするけど、
そもそも“知らないこと”は検索できないし、
必要な情報にたどり着くまでに、すごく時間がかかる。
行ったり来たりの毎日のなかで、
苦手な調べものは正直しんどい。
だから、友人のひとこと、専門職のサポートが、どれだけありがたかったか…。
無理は禁物、代われるところは代わってもらう
区役所の方からも連絡がありました。
仕事の都合でなかなか面談日程が決まらなかったため、
父の病院付き添いの前に訪問してくださることに。
こちらの事情を汲んで、朝早い時間に対応下さって感謝。
私は超がつくほどのファザコンなので、
父の家に通うこと自体は全く苦ではありません。
とはいえ、電車で片道1時間、買い出しや手続きをして、
洗い物やゴミ捨てをするのが精いっぱいで、
毎回急いで帰る。
それを週に何回も繰り返すのは、
それなりに体力も時間も削られます。
やりたいことは山積みだけど、できないまま終わってしまう。
父は急激に痩せて、できることがどんどん減っていく。
時々しんどくて、たまらなくなる。
だけど、メソメソするのは絶対にイヤ。
だから、弟や娘たちに頼れるときは遠慮なく頼って、
私は私のできることをして、解消できる不安を1つ1つつぶしてく。
感謝は今後に活かしていきたい
私はまわりに恵まれている!
頼れる人がたくさん有難い!
事情を理解してくれて、声をかけてくれる人。
仕事をお願いしてくれる人。
「大丈夫?」って言ってくれる人。
ほんとに心強い。
私も逆の立場になったときに、同じようにしたいと思う。