
「面倒は継続の敵」
昨日チャリティイベントで登壇しました。
私は、食品ロスをうまない冷蔵庫活用術についてお話ししましたが、
最もメモが取られていたのが、この言葉。
食品ロスをテーマだったので、色々色々調べたりもしたので、
「そこ!?」と驚きつつも、我ながらの名言だったと思ったり( ̄▽ ̄)
冷蔵庫の使い方ひとつとっても、「面倒」と感じた瞬間に行動は止まってしまう。
だからこそ、続けられる仕組みや“ラク・楽しい”と思える工夫が大切です。
1.食品ロスの現状と「自分ごと」にする大切さ
なんとなく「もったいない」と思っていても、それが自分の暮らしにどう関係するかが見えないと、なかなか行動には移しにくいもの。
日本の食品ロスの実態や、それを減らすことで得られるメリットを紹介しました。
「1人1日おにぎり1個分のロス」という現状は、特に印象的だったようです。
いくらムダにしているか?具体的な金額を提示すると、さらに驚かれていました。
2.冷蔵庫を“使いこなす”には、理由の見える化から
冷蔵庫を使いこなせない原因は人それぞれ。
「どこでつまずいているのか?」を可視化することで、適切な対処がしやすくなります。
講座では、説明書を全部読まなくてもいいから、ココは知っておいてね。
と、使いやすくなるため・食品を長持ちするためのポイントを厳選して伝えました。
3.行動に移さなきゃモッタイナイ
聞いてやった気になるのは、モッタイナイ。
せっかく時間をつくってきて頂いたのだから、行動に移してほしい。
ということで、参加者の皆さんに「今日からやってみること」を宣言してもらいました。
小松菜を使い切る、ズッキーニを冷凍する、おぼろ昆布を食べ切る…。
そんな小1つ1つのアクションが、食品ロス削減につながるだけでなく、ご自身への信頼や自信に繋がります。

4.「ラク・楽しい」を取り入れると、継続はぐっと近づく
冷蔵庫管理でも、家事でも、「面倒」と感じた瞬間に続けるのが難しくなります。
だからこそ、少しでも“ラク”や“楽しい”っていう要素を大事にしています。
忙しくて疲れている日に、いやいや野菜を切るぐらいなら、カット野菜を利用すればいい。
今はモノが少ないことが正義みたいになっているけど、自分を楽にしてくれる道具ならドンドン取り入れればいい。
自分ラクできる・楽しめる方法を見つけていけばいい。
何度でも言いたい。
”面倒は継続の敵”
無理しなくていい、楽していい、楽しむ。
少しずつ、自分に合った「続けられる仕組み」を見つけていくことが、持続可能な暮らしの第一歩です。