こんにちは。
ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。
お片づけの仕事をしていると「元々片付けが得意な人」「何でも捨てちゃう人」と思われること多いです。
ですが、私の場合はモノも決して少なくないですし、今の片付いた状態になるまでかなり回り道をしています。
でも、その回り道は私にとってとても大切で、そのおかげで今楽しく過ごせていると思っています。
今日は、「子供の作品どうするか?」問題について、
私の過去の失敗と、その後の対策と子供の変化に書いていきます。
目次
■親の判断で捨てて良いと思っていた
保育園から持ち帰る紙の工作・お絵かき、家でのお絵かき・工作、これって増える一方。
私は、本人に聞かずに勝手に捨てていました。
だって、あちこちに置いてゴチャゴチャして見えるのが嫌だったのです。
しかも、透明のビニールに入れて捨てると子供が見つけて戻してしまうので、
紙袋に入れて見えない様にして捨てるという意地の悪さも発揮していました。
■良かれと思ってやったことで傷つけていた
当時、初めて行った片づけの講座でのこと。
他の受講生も同世代が多く、休み時間に子供の作品をどうしているか?の話になりました。
私は「紙袋に入れて捨てている」と話しました。
だって、綺麗な状態にするためにやっていましたし、それが子供のためって思っていましたから。
ですが、講師の方に「それはやめて下さい」と言われました。。。
「お子さんが色々作ってくるのは、お母さんに褒めて欲しいから。」
「どんな小さな場所でもいいので、お子様の作品を飾るスペースを作ってあげて下さい。」
「沢山褒めてあげてください。」
褒めてもらって満足することで、自然に手放せるようにもなってくるとのこと。
「捨てないで」と執着していたのは、
私が絵や作品のことを「またゴミ増やして・・」そんな気持ちで対応していたからでしょう。
知らぬ間に子供たちを沢山傷つけてしまいました。。。
■すぐ捨てるから、たくさん飾るにシフト
子供たちの作品を飾るスペースを作りました。
最初は、玄関。
遊びに来たママたちにも褒めてもらえて嬉しそうです。
この作品棚の効果は絶大でした。
新たに飾りたい作品が出来ると前のものはアッサリ手放すようになりました。
他にも、ちょっとした場所を見つけて飾るようにも心がけました。
あちこちにあるのが嬉しいようで、小さなお手紙や折り紙は増えましたが、
持ってくるものに対しての私自身の考え方が変わったので、笑顔で受け取れるようになりました。
といっても、あまりゴチャゴチャと見えるのは私がきつくなるので、
調味料ラックのちょっとした隙間、プリント類をまとめている壁面、ベットの横など、
ゴチャゴチャとしすぎないよう自分とのバランスも保つようにしました。
また、小さなものは、手帳に挟んで持ち歩いたりもしました。
家で予定の確認などで、手帳を開くと自分の絵が見えたりして、子供たちは嬉しそうでした。
仕事中予定の確認で手帳を開くと、キラキラおめめの私の絵が出てきたりしてホッコリしました。
これは、私にも嬉しい効果でした。
捨てて綺麗を保つことより、
沢山褒めること、どんな風に作ったのか話を聞くこと、
一緒に楽しむことが大切だったのだと実感しています。
親の片付けに対する考え方やモノへの対応が、
子供を笑顔にすることも、傷つけることもあることがよく分かりました。
「もっと片付けを学びたい」
これが私の原点です。
まだ別の場所にも飾っているので、また別記事でご紹介しますね。
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
ライフオーガナイズにご興味ある方は是非!!
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